公演名:彗星はいつも一人

作・演出 成井豊

公演日程:
2003.11.6(木)〜11.17(月)神戸公演 新神戸オリエンタル劇場
2003.11.22(土)〜12.25(木)東京公演 サンシャイン劇場

CAST

雷太

西川浩幸

ヒカリ

小川江利子

ナオ

坂口理恵

しずえ

岡内美喜子

丹羽

細見大輔

鳥居教頭

岡田さつき

佐々木

岡田達也

恭子

R大木初枝 G:温井摩耶

大地

畑中智行

R:實川貴美子 G藤岡宏美

柳生先輩

篠田剛

陣八

R:三浦剛 G:左東広之

騎一郎

R:石原善暢 G:筒井俊作

STAFF:
中村恵子 伊藤ひろみ 松坂嘉昭

クリスマスイブの日に。山口県下関市に住む朝倉ナオのもとへしずえが手紙を持ってやってくる。その頃東京ではヒカリの前に「石田」と名乗る変な男が現れる。ヒカリは「どこかで会ったことがある…」と言うと、石田は、「自分は同級生だ」と言う。が…そこへ現れた騎一郎という男は石田のことを「北条」と呼んだ。
ヒカリは、幼馴染みのしずえにこの同級生の石田のことを覚えているか?という手紙をよこしていた。
しかししずえは覚えていない…そんな名前の同級生はいないと言う。すると突然ナオが「東京に行こう!」と言い出す。北条という男のことを知っているという。

明治元年。徳川幕府が明治政府に江戸城を明け渡した。
明治2年。函館五稜郭に篭城していた残党も政府軍に降伏。五稜郭を明け渡すこtになった前夜、一隻の小舟が堀へでた。小舟には「北條雷太」「遠山陣八」「大岡騎一郎」が乗っていた。彼等は政府軍に降伏せず、最後まで戦おうとしていた。しかし…。大きな竜巻きに飲み込まれてしまった。3人は浜辺へ打ち上げられ目を覚ます。互いの無事を喜んだのもつかの間、3人は不老不死になってしまっていたのだった。

60年前雷太は下関にいた。漁師として生計を立てているところで、ナオに出会っていた。